エアゾールに関するご質問
エアゾールに関するご質問
Q1 スプレーの缶を逆さにしてボタンを押すと、塗料が出てこないのはどうしてですか?
缶を逆さにすると中の塗料がボタン側に移動し、缶の底に集まったガスだけが吐出してしまうため、塗料は出ません。
補足
普通のスプレー塗料は、ボタンを上にしてスプレーしてください。
またスチールボールが上下するバルブ(ボタンの構造部分)の仕組みで、缶を逆さまにしても塗料が噴霧するタイプのスプレーがあります。車の下回り、構造物の下部の塗装に便利です。
Q2 一度スプレーした後しばらくしてスプレーしたら、塗料が出てこない。何故ですか?
初めにスプレーした時の塗料が、ボタンの噴出口の中でつまっているからです。
補足
スプレー後は、缶を逆さにしてボタンを2〜3秒押してガスだけを通し、その後噴出口拭いて保管してください。
Q3 鋼製家具の扉にスプレーしたら、塗った面から塗料がダラダラ流れてしまった。塗り方が悪かったのでしょうか?
噴出口の位置が塗られるものと近づき過ぎると、噴霧が不十分の状態のまま、過分に塗着してしまいます。又、手の動きがゆっくりだと塗料がつきすぎ、流れの原因となります。
補足
噴出口と塗られるものの距離を絶えず20〜30cmに保ち、塗料がうすく塗着するスピードで、左右或いは上下に手を動かし、くりかえし塗ることがうまく塗るコツです。
Q4 発泡スチロール板をアクリルラッカースプレーで塗ったところ、スチロール板が溶けてしまった。溶けない塗料はないのですか?
アクリルラッカースプレー(ラッカースプレーも同様)に含まれる溶剤の溶解カが高いため、スチロールを溶かしてしまいます。
補足
弊社の「水性ラッカースプレーMAX」は、水性なのでスチロールを溶かしません。様々なプラスチックにもよく密着します。
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Q5 ラッカースプレーの透明を塗ったら、白くなった。どうしたらよいでしようか?
高温多湿時にラッカー系の塗料を塗ると、ラッカーの塗面から溶剤が揮発し気化熱を奪うために、冷え込んだ表面に空気中の水分が凝着して白化現象(ブラッシングと呼ぶ)が生じます。好天をまって、再塗装するとなおります。
補足
白化のおそれがある天候時に塗る場合、「リターダー」という沸点の高い溶剤を混合しても白化を防げます。但し揮発が遅い溶剤なので、乾燥が遅くなります。